予防歯科を考えるにあたって考え方をシフトしなければいけません。
嶋歯科では開業20年くらいの歴史を積み重ねてきて、治療が終了してしばらくは大丈夫だと思って勝手に予約を無視したりまた電話するってそのままにした人が次どうなってるか?そのあと戻ってこられた患者さんに関してですが(もちろん歯医者をかえたり大丈夫な方も一部おられるでしょうが)ほとんどの方が前回よりも歯周病が進んだり歯が折れ失われたり次来院してしっかり治し終わっても前回治療が終了した時点に立ち戻ることができない状態にしか回復できない場合が多いのが現状です。
残念ながら治療途中にしたままや被せ物や詰め物の脱離再来院を繰り返している方はかみ合わせのキーになっている部位が失われる場合は急激に他の部位が壊れたり歯が動揺して来たりしてかむ場所が失われてしまったりします。
私たちは、治療を終えたときが新しいスタートだと考えています。私たちの関心が、皆様のお口の「病気」にではなく、「健康」に向いているからです。ど
うか、「病気」のときだけでなく、「健康」なときこそ、私たちに治療室に来て下さい。それが私たちのやりがいにつながります。
一度創り上げたお口の健康を、私たちと一緒にキープしていきましょ う。生涯にわたって健康な生活を送るために私たちは「メインテナンス・ケアー」を提唱しています。お一人お一人のお口に合わせた、なるべく痛みのないケア・プロ
グラムをお作りしています。
人は、たとえ手足の機能が失われても生きられますが、そしゃく機能、呼吸機能を失ったら生きていけません。 口腔は生命の入り口であり、「生きる」という命題そのものが歯科の大きな課題だといえます。
21世紀はCure(治療)からCare(予防)への転換期です。欧米諸国では、すでに予防への転換を終え、大きな成果を上げています。予防の定着によって何がおきるのか?それは、人生における質(Quality
Of Life)の向上がおきるのです。 今後どんなに治療技術が進歩しても、自分の天然の歯よりも優れたものはできません。
何でもおいしく食べられる、自分の歯で食べれる事が、健康で充実した人生を送るために必要です。
なぜ予防歯科は必要か?予防歯科の目的は「お口の中の健康を生涯維持し、美しい歯を育てる」ことです。 小さなお子様であれば、虫歯が一本もないお口の環境を作ることが可能ですし、成人の場合、治療した部分の再発予防、口臭、歯の汚れを防ぐこ とができます。 残念ながら、毎日きちんと歯磨きをしているつもりでも、セルフケアでは、虫歯の原因となるバイオフィルムやお茶、コーヒー、タバコなどの汚れを完全に落とすことはできません。
正しいセルフケアに加え、定期的なプロのケアがあなたの将来の口腔環境を守り、自然で美しい歯を育てるのです。
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