子どもはどうしても落ち着きがなく、ふざけているうちに歯をぶつけてしまうことがよくあります。
ひびが入りました、かけました。
ひびが入ったり、かけたりすると、冷たい水や空気を吸うたびに神経を刺激するので、元の形に歯の色に似たプラスチックで修復してもらいましょう。
歯をぶつけて変色しました。
歯の神経が死んでいる可能性があります。神経が死んでいるのがわかったら、根の治療が必要になります。また、X線を撮り、骨の中の根の部分が折れたりしていないかも確認してもらいましょう。
歯が割れました。
上のほうで割れている場合、歯科用の接着剤でつけられる場合もあります。また、かぶせて治すこともよくあります。
根の中で割れている場合、折れてすぐなら接着できる場合もありますが、できない時は抜歯になる場合もありますので、早めに連れて行くことが大事です。
歯が陥没、陥入しました。
歯が骨の中にめり込むような状態を陥入といいます。出血している場所をガーゼで押さえ、歯科医院で元の位置に戻し固定してもらいましょう。
歯が完全に取れて落ちました。
抜けた歯を生理食塩水、牛乳の中、ほっぺの間などにはさんで乾燥させないようにして、受診して下さい。