入れ歯は失われた歯の代わりに歯ぐきから上の部分だけを人工歯で補うものです。インプラントは歯が無くなった部分の歯槽骨に人口の歯根を埋め込み、それを土台にしてクラウンやブリッジを装着する治療法です。
手術が必要なので、時間も他の治療に比べて長くなり費用も高めです。しかし、自分の歯のように違和感なく噛め、見た目もとても自然です。
インプラントはむし歯にはなりませんが、細菌感染には弱いため、自分の歯以上のていねいなプラークコントロールが必要になります。
より詳しい内容については専門ページを閲覧ください。
患者さんの希望を聞き、インプラント治療とはどういうものかを説明いたします。
インプラントを埋める場所、本数、長さを決定。また、骨移植材、コラーゲン膜、骨移植の必要性の確認
骨との結合まで待ちます。2~6ヶ月
インプラント治療後は、口の中のケアが大切です。なぜなら、そこの場所は体にとって一番生体親和性の高いはずである自分の歯を失った場所だからです。
メンテナンス時には、口の中の細菌が増えてないか、噛みあわせがくるいインプラントや他の歯の部位に負担加重がかかっていないかなどチェックします。どんなに調子が良くても定期的な歯のクリーニングが必要となります。
抜歯をする時は、歯の周囲に炎症がおきている悪い歯を抜くことが多く、炎症があると麻酔は効きにくくなりますが、インプラント埋入する時は、炎症のない歯ぐきにしますので、ほとんどの場合、通常の局所麻酔で十分無痛が得られます。
ケースにもよりますが、1~2本なら30分くらい、10~12本だと2時間くらいです。
昔は3~6ヶ月かかりましたが、現在は8週から10週で骨に結合することができるようになりました。
お口の手入れによって決まりますが、10年後の成功率(サバイバルレイト)は95~97%です。